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2016年2月24日水曜日

俺らの世代は子供を寝かせてから

 「夜9時からレースをやるのでぜひ参加してください」そう言われたのは約2週間前。だいたいミニ四駆レースといえば週末の昼間が定番、俺にとっては未知の世界でした。ちょっと怪しげな気もする。

そこは郊外にポツンと現れる「ガレージ」、辺りは真っ暗で本当にこんな所でレースをやるんだろうか?と思ったが、シャッターの隙間から明かりが見えるので場所は間違いなさそう。入り口はどこか?とウロウロしているとガラリとシャッターが開いた。
そこには無骨な蛍光灯で照らされた車数台は停められるであろう広さの空間が。おぉ、これは良い遊び場だ、しかも工場っぽい雰囲気が俺のB級センスに刺さるのである。

さっそく持ち寄ったサーキットパーツを組み合わせて今日の戦いの舞台ができあがった。
ミドル規模ながらもテクニカルな感じ。勝負は左奥にあるドラゴンバックをどこまで攻めるかって感じかな?

実はセブンスカップセカンドのちょっと前ぐらいに「車屋の工場の一角にカリカリ(カツカツ?)のフラットレーサーが集まるグループがいる」という噂を聞いたのだが、状況を整理すれば今日のメンバーで間違いなさそう。そこに今日の勝負の誤算が潜んでいたとは思いもしなかった。

モーターを限定したレギュレーションでやる(ノーマルもアリ)とは聞いていた、だけども今まで立体オンリーだった俺はダッシュ系のパワーをブレーキで抑えるという手法でやってきたのに対し、フラット叩き上げの彼らは極力ブレーキを使わずにそれぞれのモーターのスペックをフル活用するという手法だった(たぶん)。
つまり、どのモーターを使用してもそれぞれのモーターの性能が十分に発揮されるような精度と車重になっていると言えば分かりやすいか。

ノーマルモーターとチューン系でレースをやったけどその差は歴然、それって1ランク上のモーターを使ってるんじゃねぇの?と思えるほどのスピードでした。やっぱりミニ四駆は奥が深い。

レース終了後、試作のサス車を走らせてみる事に…。まずトルクチューンでやってみるもスロープでまったく飛ばない程度のスピードしか出ない…う~ん、精度の悪さかどこかでムリがかかっているんだろう。とりあえずぶっ飛ばしてみなきゃサスの効果もわからないのでマッハダッシュをぶっ込んでスタート!スピードは全然マッハじゃねぇけど着地はペタッと落ち着いている感じでそこそこ効果があるみたい。うん、これを参考にもう一台作ってみようと思った時に突如スローダウン、ありゃ?モーター焼けたか?無理させてたからなぁ、ごめんな。

結果は散々だったけど、新しいレーサーと知り合えた事が何よりの収穫。セブンスカップでは強力なサポーターとして活躍してくれると思います。すみませんが、昨日今月中にはサーキット描くって言いましたけど、3月初旬に訂正させてください。

それにしても帰宅して寝る頃には午前2時、やっぱり老体にはキツイよ。